服装は、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーという3層の衣類で重ね着をするのが基本です。
ベースレイヤー
いわゆる肌着とか、下着とか言われるものです。冬季でも歩いていると汗をたくさんかきますので、保温性もあり、肌をドライに保つためにも吸湿速乾性もあるものが良いでしょう。綿素材のものは吸湿性は良いですが、乾きにくいので避けた方が良いでしょう。
ズボン
ジーパンや綿パンは乾きにくく、動きにくいものが多いので避けた方が良いでしょう。ジャージ等の伸縮性のある素材を選びましょう。ただし、ジャージ等だけでは防風性がなく寒いですので、下にタイツを履いたり、アウターに防風性のある物を選ぶと良いでしょう。また、アウトドアメーカーが出している厚手のトレッキングパンツも値は張りますが機能的でおすすめです。
ミドルレイヤー
保温性やかいた汗を通す通気性のあるものを選びましょう。このミドルレイヤーで温度調節ができると良いでしょう。フリースやトレッキングシャツなど様々なものがあります。
アウターレイヤー
防風性や防水性のあるものを選びましょう。荷物を減らすために雨具と兼用しても良いですが、雨が降ると気温も下がりますので、そのあたりも考えておく必要があります。有名な素材ではゴアテックス等があります。高い物では数万円のものもありますが、濡れないためには1枚あるととても快適です。
帽子
頭部の保護や保温ということからも、帽子はかぶった方が良いでしょう。
手袋
必ず必要という訳ではありませんが、歩行中にポケットに手を入れていると危険ですから、手先が冷えるという方はあっても良いでしょう。
靴下
厚手の靴下は歩行時の衝撃を和らげてくれます。また足の蒸れを防ぐためにも吸湿速乾性のあるものが良いでしょう。
靴
歩く道は舗装されている道路がほとんどですので、登山靴ではかえって疲れたり、足を痛めてしまいますので、ウォーキングシューズやハイキングシューズを選びましょう。
持ち物について
こちらでは必ずお持ちいただいた方が良いものだけを掲載いたします。その他ご自身で必要なものをご準備ください。
3泊分の着替え
洗濯は基本的にはできませんので、肌着は3泊分あった方が良いですし、靴下は途中で履きかえる方もいらっしゃいますので、少し多めにご用意されると良いかもしれません。ミドルレイヤーとして調節しやすいように、薄手のものを余分にご用意されると良いかもしれません。ただし、荷物はできるだけ軽いに越したことはありません。
雨具
防水性と透湿性があり、上下が分かれているセパレートタイプのカッパを選びましょう。防水性は当然ですが、透湿性がないと内側の汗による水蒸気が外へ出ず蒸れの原因となります。ゴアテックスなどの素材がおすすめです。折り畳み傘は、手をふさがれてしまいますし、細い道や講(班)で歩くときに邪魔になりますのでおすすめしません。
ヘッドライト
夜道を歩く日もありますので、懐中電灯は必須です。特に両手のあくヘッドライトがおすすめです。
水筒
水分補給をこまめにしましょう。朝にはお茶の補給もします。
リュックサック
持ち物はリュックサックに入れましょう。両肩と腰ベルトに荷重が分散されますし、荷物が振られず歩きやすいです。またザックカバーがあると荷物が濡れなくて良いでしょう。
お小遣いと交通費
集合(大阪の玉造稲荷神社)から解散(伊勢神宮)までの交通費、宿泊費、食費などは参加費に含まれていますが、夜にお酒が飲みたいとか、タバコを買いたいとか、お土産とかを買われる場合はお小遣いを、それから伊勢神宮からの帰りの交通費も必要です。